こんにちは!チコットです。
今年も残すところあとわずか。新NISAも来年で3年目に入りますね!私は今年、相場が「ちょこっと下がるタイミング」を見計らって買い足しをしたりして、いい意味で積立のペースが狂っちゃいました。
今まで「積立+下がったら買い足し」でやってきましたが、ふと考えるんです。「いっそ一括でドーンと買っちゃうのって、どうなんだろう?」って。一括で早く買ったほうが複利の恩恵受けられますもんね。
私の性格だと、積立の方が安心感があって向いてる気がします。だって、一括で買ってすぐに下がったら、もう毎日ドキドキしっぱなしで怖いですもん!でも、せっかくの非課税NISA枠。やっぱり「欲」もありますし、感情だけで決めずに、こういう時こそ数字で冷静に判断したいです。
どちらを選ぶ?「安定」でドキドキを減らす作戦
「できるだけドキドキしたくない」なら積立一択!というのはド正論ですが、もしオルカン(全世界株式)とS&P500(米国株式)のどちらかで一括投資をするとしたら、「より安定している方」を選べば、心の負担もきっと減るはず。
安定しているのはどちらでしょう?
感覚的には、全世界に分散しているオルカンのほうが心強い気がします。ただ、オルカンもアメリカ株が約60%を占めているのは事実。
では、値動きの激しさ」を数値で見てみましょう。グラフと数字で見る「値動きの幅」グラフを並べて見ると、大きな波の形は似ていますよね。でも、注目すべきは「波の深さ」です。
値動きの激しさ、つまりリスクの幅を示す専門的な指標に「標準偏差(ボラティリティ)」というものがあります。
数値で選びましょう
この数値が低いほど、値動きが穏やかで、私たちはドキドキせずに済むということです。
ファンド名標準偏差(リスク)の傾向値動きの激しさS&P500高め激しい(上昇も下落も大きい)オルカン低め穏やか(分散効果で守られている)
例えば、最近ガクンと落ちた2025年1月24日から4月8日までの期間で見てみると…


オルカン 28,060円 → 22,827円 ▲18.6%
S&P500 34,223円 → 26,829円 ▲21.6%
オルカンのほうが、下落幅が3%も少ない結果に!(「も」と思うのは私だけかも・・・)
もしオルカンで一括投資→暴落でも「S&P500よりは傷が浅い」と、3%分の心の慰めが得られるかもしれませんね(笑)。
結論!精神的負担を最小化する作戦
結局、精神的な負担を減らしたいけれど、早く投資を始めて複利の恩恵も受けたい!
そこで私が考えた作戦は… 安定性の高いオルカンを先に一括(非課税枠をフル活用)
値動きの激しいS&P500はコツコツ積立で時間分散低
リスクなオルカンを先に市場に入れることで複利の時間を最大限に確保し、高リスクなS&P500は積立で下落時の精神的負担を最小化するという、いいとこ取りのハイブリッド作戦です!
この作戦なら、複利の恩恵も万が一の精神的負担の最小化も両立できる気がします。
まぁこんな考え方もあるよってくらいなもんです。ご参考まで。

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