こんにちは、チコットです!
イタリア車と一緒に過ごして、もう20年以上。私の愛車は1972年生まれ、つまり50歳を超えてもまだまだ元気に走ってくれています。もちろん、頼れるメカニックさんのおかげ。でも、実際どれくらいお金がかかったのか、気になりませんか?これまで合計額を出したことがなかったので、今回しっかり数字と向き合ってみました。
普通の国産車を24年乗ると…?

たとえば、200万円の5ナンバー車を7年ごとに乗り換えて、駐車場は月8,000円、ガソリン代は月2,000円とすると、24年間でかかる費用はこんな感じ。
車両代:200万円 × 3台 = 600万円
駐車場:8,000円 × 12ヶ月 × 24年 = 230万4000円
ガソリン:2,000円 × 12ヶ月 × 24年 = 57万6000円
維持費(保険・車検・税金・メンテ等):12万円 × 24年 = 288万円
合計:約1,176万円
やっぱり、車ってお金かかりますよね。「車は金食い虫」って言われるのも納得。
私の旧イタ車、24年乗り続けたら…

空冷・エアコンなしのセミレストア車を24年間乗った場合、総額は約1,130万円でした。国産車とあまり変わらないかも? 詳細は以下です。

セミレストア車両:200万円
配線やヒューズ交換、グリスアップ、エンジン調整、外装品の交換など「見える範囲」の整備が中心。
車検・点検:240万円
新しい車なら24年で110万円くらいですが、古いイタ車はやっぱり高め。
修理代:250万円
ドライブシャフト、エンジン内部、キャブレター、リアサス、ボディ再塗装など大きな修理が中心。
レッカー代:2年に1回くらい、長距離レッカーも3回ほど。JAF会員で助かった!
改造費:25万円
ファイナルギア比を変えてオーバードライブ化。高速道路も快適に。
修理費の推移で気づいたこと

最初の10年間で修理費の7割(180万円)を使っていました。最初の5年で110万円、次の5年で70万円。古い部品が次々ダメになっていく時期だったんですね。最近「お金かからないな」と思っていたのは、山場を越えたからみたい。
感想とまとめ

24年間の費用で比べると、「国産車3台分=イタ車1台分」。どう感じますか?多くの人は「やっぱりイタ車はお金かかる」と思うかもしれません。でも、私は「運がよかったし、メカニックさんのおかげで満足」と感じています。
修理費やメンテナンスで車両3台分くらいは覚悟していましたが、今のところ2台分で済んでいます。これは、個人経営のメカニックさんが国産部品や中古パーツをうまく使ってくれたおかげ。お店を構えて他の社員もいたら、もっと高くなっていたと思います。
そして、私の車はエアコンなし・空冷エンジン。壊れるところが少ないのもラッキーでした。イタ車のエアコンは信用できないし、水冷だとラジエター周りでトラブルが多くて、もっとお金がかかったはず。
さいごに

古いイタ車が実際どれくらいお金がかかるのか、今回はリアルな数字を出してみました。数字があると、これからイタ車に乗りたい方にも参考になると思います。やっぱり数字って大事。これからも大切にしていきたいですね。
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