こんにちは、チコットです!
今更遅いか?と思いながらETF定期購入を始めたのが昨年の2月末。
分配金は3月6月9月12月の1年分がもらえたところなんで、約1年やってみて損益のことや意外だったことをご紹介します。
購入物はSPYDとVT。全額で300万くらい。SPYD30%、VT70%の比率です。
分配金は少ないけど銀行定期より全然マシ
300万円分で分配金は税抜きで37200円。1.24%
すっくねー・・・とは思いません。ネット銀行定期の金利はどんなにいいやつでも1%。そこから税引かれて0.8%くらいになっちゃう。それにいま円高ですから、円安時に換金すれば分配金自体の価値はまた変わりますしね。
評価損益マイナス15万
22年12月末時点で▲15万円。11月は+10万円だから落差激しいです。分配金なんて吹っ飛びます。だけど、この評価損益と分配金は分けて考えています。まだETFを売って利益を得るつもりはないので問題なしです。
むしろ<この評価損を小さくするための買い方ってあるのかな?>と考えるきっかけにもなりました。いまこの瞬間的な損のことをあれこれいってもしょうがないし、ETF自体がそういうモンじゃないでしょう。
一気に投資しなくてよかった
昨年2月からコツコツ投資をしました。そうすると起こる疑問は
「一気に投資した方がよかった?最初から一気に300万円投資しとけば分配金はも少し多かったでしょ」
でも、絶対にコツコツ投資で正解です。
分配金の問題ではなく、「評価損益の振れに精神的に耐えられるか?」が問題です。300万円で▲15万円ですから5%ロスしました。これ、一気にぶち込んでこうなっていたら気持ちが沈んだはずです。でも少しずつ投資して、評価損益の動きを見ていたから<ああ、そういんもんだな>で済みます。本やネットにある「初心者はすこしずつ購入して投資に慣れた方がいい」はこういう事だったんだなって実感できました。
ますます株を買う気なくなった
評価損益はなんとなく慣れました。世界情勢や金融政策・為替で上下するのも少しわかりました。でも株価変動には企業自体の業績もありますよね。ETFはダメ企業を入れ替えてくれるからいいけど、普通に株買ってたらもっとリスクあるんだなーって考えさせられました。日本の銀行・流通・エネルギー・生産工業系を買おうかなって思った時期もありましたが、いまはさっぱりです。
今後、どうするか
ETFの種類を増やすか、バランスを変えるか、どしよかな・・・
で、いまの考えは
ETFは増やさない、SPYDの比率を上げる、です。
不動産系ETF、ハイテク系ETFにも興味ありましたが、買ってしまうとそのことをあれこれ考えこんじゃって疲れそうだからやめました。
SPYDの比率を上げるのはちょっとリスク低すぎるかなって思いまして。VTを主軸で買ってるから今のところリスク分散は効いています。でも現行NISAや確定拠出も全世界株系ETFと債券系ETF。だから<もちっと冒険するか>と。
まとめ
ETF、やってよかったです。お金だけでもみれば損ですが、こういうのを得ました。
- 世界情勢、金融政策、為替の知識
- 「お金に働いてもらう」の意味
世界情勢や為替のすべてが100点満点にわかったわけじゃないですけど、それについて<考えるようになった>ことが大きな変化です。お金を得るにはこういう事も見ないとダメなんですね。義務教育で教えてほしいな。
「お金に働いてもらう」って言葉は知っていて、そのためにリスクを取って投資しなきゃいけないことも知識としてはもっていました。しかし銀行の金利が6%くらいの頃を知ってる人間には踏み出せず・・・やっぱなんでも「少しずつ」ってのはいいですね。世界が広がるというか、進化するというか。
次は何を少しずつやろうかな
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